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クロード・バルマ版TVミニシリーズ「D'ARTAGNAN」(1969)

三銃士 | 18:25 | comments(0) | trackbacks(0)
クロード・バルマの1969-70年に放送された、1話90分弱の全4話もののTVミニシリーズ「D'ARTAGNAN」
購入したものの、しばらく眠っていた仏版DVD(PAL ALL)をようやく観ました。
ジャケットのダルタニャンはそれほどでもなかったのだけど、映像観てみるとダルがオヤジ(笑/俳優さんの実年齢38だけど)。アトスはちょっとクセのある独特な面持ちの渋いオジサン。俳優のフランソワ・ショメットはコメディ・フランセーズの団員さんでした。ポルトスはポルトスらしい陽気な太っちょ(もじゃ髭の下の顔はつるんとしてきれい)。アラミスはあまいマスクのイケメン!(俳優の名前見たらイタリア名だったので納得)。ロシュフォールは苦みばしったカッコいいオヤジ(ロシュもイタリア人)。ミレディはブロンド美人です。
これ、買ってから気づいたのですが、字幕なしだったので久々のフランス語リスニング。といっても、稀に理解可能な台詞ある程度で虚しいものでしたが。
シリーズを通して、時間的制約の中で原作を着々とこなしていったという感があるので、遊びの部分が少なかったですね。それでも、「三銃士」と同じキャストで「20年後」、「鉄仮面」までシリーズで映像化されている作品はそうはないので、なかなか貴重なドラマです。
ドラマの新鮮さを楽しみたい方は、この先ネタバレですのでご注意を。


エピソード1「Les Ferrets」
馬車が破損して道端でランチしているミレディに、通りかかったダルタニャンが色目をつかう(笑)ところから始まるという面白い始まり。ロシュフォールが迎えにきてちょっとした諍いになりますが、原作のような乱闘はなし。
さてさて、トレヴィル邸へ。控え室でポルトスが剣の吊り革を仲間に自慢していたらトレヴィル殿の方からやって来た。枢機卿の護衛士との喧嘩の件でポルトスとアラミスを怒り、アトスは病気で・・・ってくだりでアトス登場!と思ったら、いきなりアトスぶっ倒れた!びっくりしたー。それで、アトスが治療のために別室に運ばれたら、またまたいきなりアラミスがその場にハンカチを落として、ダルとハンカチ騒動。いきなりが多いんですこの作品(笑)。
カルム・デショーでの護衛士とのチャンバラはゆったりめ。ジュサックに特徴なくてつまらんですね(笑)。
グリモー!ホントに何にも喋らん主従です。ちゃんと従者は4人出てきます。主従の説明が(台詞あんまりわからなくても)なんとなく面白い。
ボナシュー家で階下からこっそり肉やワインを掠めるシーンはなかなか楽しくて、プランシェみたいにバレないようにちょびちょびではなく、ごっそり豪快に取ってガキんちょみたいにはしゃぐ四銃士です。
わりと簡単にダルはロンドンへ渡航。なんとここでミレディは、宝石職人を金で買収しようとした挙げ句に殺害してしまうんです。この展開は新しいかも。
その間、三銃士と三従者は街道沿いの宿(往路、ここら辺で護衛士に襲われた)の酒倉で飲み食いして、酔っぱらいオヤジの大ご機嫌状態。そこへ護衛士たちがダルを逮捕しに来ます。四銃士はみんな自分がダルタニャンだと名乗り出て、お互い大爆笑。結局、アトスがダルだと偽って捕まり(リシュリューには間もなくバレたが)、相手を油断させている隙に3人は舞踏会の宮殿へと乗り込みます。そういえば、ジーン・ケリーの「三銃士」では、アトスと、ダルに化けたプランシェが身代わりになるんでしたっけ。

エピソード2「Milady」
鳩が運んで来た(笑)コンスタンスからの手紙を貰い、ダルタニャンがうきうきして行くとコンスの姿がない。ダルはアトスのいる酒場に行き、振られたと思ってぐだぐだしていたら、さぁ、ここでアトスの告白タイム!若かりし頃の再現映像はなしです(笑)。
女なんか信じられるかーって教訓(?)だと思ったのに、ダルはミレディとラブラブデート。で、ミレディの肩にユリの紋章の焼き印を見つけてしまう。
場面はラ・ロシェルへ。海辺で狙われるダル。暗殺者から金をせしめ赤鳩亭へ飲みに繰り出す三銃士たち。そしてアトスとミレディの対決へと至るんですが、どうも美人すぎるからか、感情的にならないからか、このミレディ、あんまり毒々しいコワさがない。
このエピソードの派手な見所は、サン・ ジェルヴェの砦でしょう。あれ、アトスもスイス兵も懐中時計持ってるんですね。懐中時計って他の「三銃士」作品に出てきたことありましたっけ?
敵からは攻めるには船しか手段がない場所に砦は位置していて、今回は従者も4人共ついてきます。なんだかんだいって、砦の中に立派な食卓が出来ている。食堂のあるじが安いシャンパンをよこしたネタもあり。ここで初めてグリモーがしゃべった!食事中だと、敵前に堂々と姿を現して言うアトスに、爆弾を投げつける敵兵は無粋ですよ。ナプキン旗がないのが残念。すごい、導火線繋げて銃の連射。やっぱりこの原作シーンは大好きです。
フェルトン籠絡、コンスタンス毒殺と続き、いよいよミレディの処刑へ。ラストのカメラがなんともいい。5人(ウィンター卿も)の横顔のアップが一人ずつ順繰りに映されていき、ミレディの絶叫で後ろのダルの方を振り返るアトス・・・。正義は行われた。

第3話「Le Vengeur」
絞首死体で始まる穏やかでない冒頭。ベチューヌ近郊で、出た、謎の修道僧モードント!一見真面目そうなんだけど、カッと見開いたときの眼が執念深そう。
ダルタニャンは20年後になってやっと役者さんの齢相応になりましたねー。ダルがマザランから軍資金をせしめて帰ったあと、引き出しの中の残りの金勘定しているマザランが笑えます。やっぱりリシュリューと比べると俗っぽい。
さて、ダルタニャンがいよいよ旧友を探しに旅に出ます。
ダルがアラミスを訪ねた後、(アラミスがアトスに手紙を書いてる)いきなり場面はアトスん家に。感動の再会劇がない!っていうか、ラ、ラウルがいない!!!ポルトスはここにいます。アトスがいないところで、マザランは男爵にしてくれるかな?とこっそりダルに話しかけていました。
クロムウェル軍との戦いは呆気なく終了。捕虜になってしょんぼりして歩くチャールズ一世とアトス・アラミス。
チャールズ一世救出作戦は、なんとダルが図面を描いて計画立ててます。壁を懸命に砕くご苦労なアトス。いつも思うのだけど、この役、ポルトスの方が早いんじゃ・・・アラミスも手伝ってましたが。アトスが掘っている音が暖炉の下から聞こえてきているところがリアルで虚しい。断頭台の下にいるアトスに、息子のことを頼んで露と消える英国王。Adieu, mon ami, adieu。アトスその瞬間気失ったー。血は額に滴りません。
モードントと四銃士の対決へ。この頃にはモードントも大分気味悪くなってきました。決闘を断ったアトスに、あなたは怖いんだと蔑むモードントのあたりとか血走ってて。
でも、シツコク海からアトスを襲ってくることもなく(アトスが情にほだされることもなく)、モードントは船の爆破と共に海の藻くずとなります。

第4話(Le Masque de Fer)
一人の男が田舎の墓地を訪ねる。墓碑には、

COMTE DE LA FERE dit ATHOS 1595-1663

とある。えええーーー!鉄仮面編、アトスすでに死んでる!!!ラウルが出てこないと思ったら、今度はアトスまで。「ソフィー・マルソーの三銃士」のように、実は・・ってくると期待したら最後までそのまんま(コメディじゃないってコレ)。いくらアトスが絡むエピを省略したからといっても、あり得ないです(悲)。しかも、鉄仮面事件って1661年設定じゃなかったっけ。
男は英国王チャールズ二世。アトスの父への忠誠に墓前で感謝していたんですね。供花にはリメンバーの文字が。
話はモンク将軍などイギリス編は端折り(そもそもアトスがいないから)、英国の件は片付いて、マザランは死の床に。ダルタニャンはフーケの所領を探りにベル・イール城塞へ行き、馬鹿力を発揮していたポルトスと再会します。設計図に記されている文字からアラミスが係わっていることに勘づいたダル。ここから鉄仮面エピソードに。
見解の対立にアラミスとダルは言い合いになるんですが、ダルが「アトスなら・・・」とか言うと(王家に忠誠云々ってことだと思うんですけど)、アラミスが「アトスは死んだ」と返すところが悲しい・・・。
フーケ邸でのルイ14世とフィリップのすり替え作戦。階下ではポルトスが、ルイの寝ているベッドのカラクリをぐりんぐりんと回している。ルイ、ベッドが沈む途中で目覚めて、あれ?と思っているんだけど状況が理解できず、ぼんやりしているところがちょっと可笑しい。アラミスとダルは剣を抜くところまでいくけれども、結局、誘拐の途中でルイはダルに救出されます。
三週間後、ベル・イール城塞に立て篭るアラミスとポルトス。アラミスは君を騙していたとポルトスに正直に謝り、友情を確かめあった二人。ここんとこ、原作で泣けるんですよね。彼らに助力しようとして塔に閉じ込められてしまったダルは、プランシェの助けで楽々脱出します。
追いつめられたアラミス・ポルトスは洞穴に逃げ込み、アラミスはボートの準備を、ポルトスは足が痛んで歩けないので留まって爆薬の準備をしていると、外から「ダルタニャン!」と叫ぶ声が!その声にみなハッとします。そこへ、なんとか友を救わんとダルが洞穴の中に入って来る。ポルトスは笑顔で迎えようとした瞬間、攻撃兵がなんとダルを撃っちゃう(!)。捕まりそうになったポルトスは爆薬に火をつけ、洞穴を出たところで突然足が動かなくなってしまう。見つめ合うアラミスとポルトス。この間(ま)がツライ。次の瞬間・・・。結末がわかっていても埋まっちゃうところは悲しくて涙が出そうになります。だって、岩の間からポルトスの手が動いてるんですよ(泣)。
この地にポルトスの墓を立ててやったダルタニャンで終わるラスト。そこには、逃げたはずのアラミスも。


というわけで、アトス死んでる終盤でした(苦笑)。チャールズ二世を出すならモンクエピソード入れて欲しかったですね。ま、なんやかや言いつつ、「鉄仮面」も半ばになると、アトスの不在も忘れてアラミスのイタリア系お顔に惹かれている自分でしたが(笑)。アトスのクセのあるお顔も段々ツボってくるんですけどね。
おおよそ原作通りに進んでいるのに、なにか淡々としているように感じるのは、ロシュフォールなど、敵側の描写が淡白だからかもしれません(ジュサックつまらんし)。その辺がちょっと物足りないのでした。

ユアン&コリン「ウディ・アレンの夢と犯罪」

ユアン・マクレガー | 23:21 | comments(0) | trackbacks(0)
ウディ・アレン,ヴァンサン・マラヴァル,プライム・チュウア,ダニエル・ピューマン

「ウディ・アレンの夢と犯罪」ようやく観ました。久々のユアン。やっぱりユアンはカッコカワイイなぁ。といっても、この作品は2007年の映画なので、だいぶ前ですね。「フィリップ、きみを愛してる」より前。あ、フィリップの感想書き損ねてました。美男子ユアンがキラキラしすぎていて(笑)何て書いていいものやらと思いあぐねているうちに日が経ってしまって・・・。

ウディ・アレンなので、自分の相性的に期待と微妙さ半々でした(どっちかというと今までの相性はあまりよくない)。ユーモアでクスッと苦笑してしまうところがあるかなぁと思って観出したら、どんどんとドつぼの破滅に向かっていくばかり!ツイている時でも何の盛り上がった演出もなく、結末への静かな歩みが、ユアン好きなだけに、ユアンがどんだけツライ思いの中にはまっていくのか・・と心配で心配で(笑)すっごくソワソワしてしまいましたよ。ユアンは演じているだけなのにね。
ロンドン三部作の最後の作品だそうで、他の二作がどういう色合いなのかは知りませんが、ウディ・アレンっぽくなかったのが自分にはよかったかも。

実はキャスティングの頃から、ユアンとコリンが兄弟?見えない、あり得ないでしょと思っていたんですが、徐々に、この兄弟アリだとのめり込んで固唾を飲みながら見守ってしまいました。
手に入れたいモノのために算盤はじいて実行しようとするユアン兄ちゃんなのだけど、それでも根がいいから内心ドキドキものなのがカワイイし、ギャンブル好きで少々ワルいこともできちゃうのかなと思っていた弟コリンは、兄貴よりも人がよくって、どうしよぅ〜と狼狽えまくりでこれまたカワイ可哀想になってくる。二人の兄弟の絆の深さと愛情が映像から迸っていて、この二人の俳優以外にもう考えられませんね。普通の青年たちが、ささやかな夢のために(イアンのは結構な野心だと思うけど)愚かにも誤った道に踏み出してしまう。それでも憎めないカワイイ兄弟なんです。

ソワソワハラハラがラストに向けて高まったとき、唐突で呆気ない終焉を迎えて、それまでの緊張感が一気にふにゃふにゃになってしまいました。えぇっ、そうくる!?っていうか、警察ちょいといい加減じゃないですか?ちっとも関連性を疑わない。まぁそこが皮肉なユーモアになっていて、ある人のいい兄弟の夢と破滅を淡々と、何のおセンチも込めないで描いたところが気に入っています。

それにしても、パパが一番可哀想だったですね。みんな、社会的に成功した派手な伯父サンばかり輝かしい存在に思っているけれど、ちょっと疎んじられているパパが家族のために、これまたささやかな家族の幸せのために地道に頑張っているのに。二人の息子を等しく愛してきたって語るところ泣かせますよ。ここが唯一感傷的かな。ママが、頼りになるのは家族だと言っていますが、その家族の一員である伯父(トム・ウィルキンソン、あんたが悪い)が崩壊の元なんですよね。う〜ん、人生皮肉だ。ジム・カーターがちょい役で出ていて嬉しかったです。

「他に道はなかった」と言うイアン@ユアン。ダメですよ、ユアン。オビ=ワンだったらこう言いますよ ''道はかならず二つある'' と(笑)。

「新・平家物語」「源義経」

平家物語 | 17:34 | comments(0) | trackbacks(0)
来年に向けて、そろそろ平家盛り上げ作戦を始めないとなぁ〜と思い、GW中、1972年の大河ドラマ「新・平家物語」総集編 デジタルリマスター版を観たら一気に加熱して、感想も勢いで書いてしまった(笑)。
自分が覚えている大河ドラマは「風と雲と虹と」(1976)からなので、この「新・平家物語」は初めて。平岩弓枝の脚本とは知りませんでした。40年ほど前の作品とは思えないデジタルリマスターの映像のクリアさは驚きです。

三時間の総集編なので、極端にぶった切った平家物語になってしまっていますが、清盛の臨終シーンは圧巻。「死にとうない」は印象的であり、清盛の目指していたものや、それには必須である彼の遺志を継ぐ後継者の不在(一門はたくさんいたのにね・・)を考えると、やり残し感はどうしてもありますよね。福原を去るシーンで、朱鼻の伴卜役の藤田まことがいい台詞言っていました。あの場面でニヤッと笑う清盛が好きです。
仲代清盛、特に晩年は悲しみもたたえた眼の演技がすばらしく、非常に人間的な清盛像を描こうとしていたのではないかと思われるので、全編観てみたかったですね。

以下メモ。
悪左府頼長最期のシーンのナレーション。「最後に勝ち取ったものは、間違いなくこの板輿の棺一つであった」にはちょっと笑った。
信西、ウソかホントかの生き埋めシーンちゃんとあり。
以仁王の自害シーンはやたら思い入れたっぷり。
義仲死の場面、兼平おらず。

仲代清盛はすごい迫力でしたが、私は溝口健二監督の「新・平家物語」での、若者の苦悩を見せつつも、その若者らしい希望が身体から溢れている雷蔵清盛が好きなんですよ。実際の清盛は人から好かれる性格だったようなので、悪漢的面構えの役者ではなく、特に父の忠盛存命中だったらまだまだこの青臭さがとても好感だと思うんです。忠盛パパがなんともいい味で、この映画では殿上から頼長に蹴落とされ、恥じて自刃するという顛末になっていますが、パパ、哀愁を誘うのですよ(涙)。ラストには、清盛からは世を渡る太々しさも感じられるようになりました。雷蔵はこの作品以降、役者としての意識が変わったといわれています。
ちなみに、時子役の久我美子の久我家は村上源氏の家柄というのは有名な話ですね。
それにしても、この頃の日本映画は本当に世界に誇れる作品が多く、今観ても強烈な印象を与えてくれます。初っ端の市場のシーンからしてすごい。その場の匂いが嗅ぎ取れるかのようです。以前のTV放映時に、「溝口健二辞典」というミニ解説がついていて(ナレーションは香川京子でした)、とことん美術にこだわるセットの鬼とのこと。リアリズム重視だけど、時代考証を徹底的にした上でつく映画的なウソは積極的に取り入れる幅の広い人のようで、祇園女御を演じた木暮実千代の斬新でセクシーな衣装はあの時代、驚きだったのではないでしょうか。

吉川英治の「新・平家物語」は20数年前に読んだっきり。当時はめちゃめちゃハマって読んでました。きっと今また読み返したら新鮮に感じることでしょうね。

さて、ノッてきました。どんどん平家祭り。
大河ドラマ「源義経」総集編(1966)。尾上菊之助(現菊五郎)と藤純子(現富司純子)の義経&静です。
第一部。前半はナレーションによる説明と、金売り吉次役の加東大介の語りが多かったですが、壇ノ浦の合戦のシーンは結構すごかった。船上での激しい戦闘シーンと絵巻の画が交互に映し出されるモンタージュに、弓と波の音と、そして、琵琶の音によって生まれる緊迫感。さらに水中カメラも駆使して迫力を増しています。でも、白黒なんで見にくかったのが残念です(これの録画環境がハイビジョンではなかったし)。絵による船の陣形シミュレーションはなかなかよいですね〜。
おっと、教経は山口崇ではないか!(飄々さが好きでした)能登殿の入水の後を追ったのは上総五郎兵衛尉忠光ですか〜?知盛は気張って総指揮。血出したり矢を受けたり、最後にはでかい錨を身体に括りつけての入水の、教経バリの大奮迅なのに、市村サン(竹之丞。5代目中村富十郎)が太りすぎててビジュアル的にガックリで・・・(苦笑)。知盛、忠清をやたら叱りまくっている。
そういえば、悪七兵衛景清の兜の錣を引きちぎるシーンが、もったりと歌舞伎調(?)に盛り込まれていました。ドキュメンタリータッチな部分もあれば芝居的なところもあり、なんとも不思議な作風です。

第二部、佐藤忠信の討死や安宅の関の名場面などを経て、やはり見所は平泉の戦い。有名な緒形拳弁慶の立ち往生だけでなく、みな鬼気迫るものがあって見応え十分。伊勢三郎の笑いながらの死に方もいいが、馬屋で死んだ、田舎剣法的凄まじい戦いをした喜三太が印象的。義経の二刀流は壮絶な上にも美がありました。さすがかな。

今回BSプレミアムで、「よみがえる大河ドラマ デジタルリマスター版 初期10作品」が放映されましたが、色々せわしくて2回分録画し損ねてしまいました。再放送そのうちやるんじゃないかと期待。思いがけなかったのが、「三姉妹」は攘夷志士やら新選組が絡んでくる話だったこと。原作は大佛次郎だったのですね。ちょうど現存している第19話が禁門の変で、桂が逃走するシーンやら、幾松。来島の爺さん戦死やら真木和泉の自決などがあって、もっと観たかったなぁ。 

一歩一歩

雑記 | 11:43 | comments(0) | trackbacks(0)
あのひどく悲しい出来事から一ヶ月半以上経ったのですね・・・。その間、個人的にも大きな問題が降りかかってきて、なんとなく不安定な気持ちになり、ソワソワして何をやっても手につかない。どうしたもんでしょう。しっかりしよう。なんとか日々、仕事ややらなければいけないことのオンと、自分の趣味を楽しむオフの切り替えをうまくやっていこう。
いろいろ語りたいことはあったのですが、気持ちが落ち着かないせいか、どうにも上手く文章がまとまらない。元々上手くはないですが、二三行書いてはボツの繰り返し。ここまで書くのもやっとです。
そんなとき、以前は使い道が(使い方も)よくわからず興味もなかったtwitterに目がいきました。初めは、今回の震災のような何か起こった際の情報収集に役立ちそうだ・・ということからその利点に注目したんですが、短文なら、ブログのように文をまとめる必要もないのではと。
とりあえず初めてみよう。何でも初めてみることは大切ですよね。それが前に進む一歩ですから。

怪奇大作戦 セカンドファイル

にしじー | 11:08 | comments(0) | trackbacks(0)

すごい久しぶりの更新になってしまいました。
冬籠り中、何故かツボに入ってずっと観まくっていたのが
「怪奇大作戦 セカンドファイル」(笑)。

オリジナル(というか、ファーストといえばいいのか?)の放映はまだ私が赤ん坊の頃。でも、今観ても面白いし、岸田森って渋くてやっぱカッコイイなぁ。岸田@牧史郎は一つのキャラ確立しちゃっているし、岸田森みたいなステキな怪優、現代にいませんよ。だからこそ、逆にセカンドファイルは今風でいいんです。西島@牧が現代的なハンサム君でもいいんですよ。平成牧で。

セカンドファイル、けっこー好きです(てか、この手のモノ好き)。だから飽きずにリピートしているんですが、残念なことに三話しかない。三話目になってくると作り手も熟れてきた感じがわかるので、せめて六話あったら、ずっとずっと見応えあるシーズンになっただろうに。
寺田農とはここでも顔を合わせていたんですね。あれ?「ジャッジ」とどっちが先だっけ?
2007年はどの出演作が先で後かちょっと混乱していたんで整理してみました。この年、秀俊君すごいことになってます。

2007/1/25〜3月初旬「怪奇大作戦 セカンドファイル」撮影
2007/3/6〜4月「丘を越えて」撮影
2007/5/8〜24「真木栗の穴」撮影
2007/6/9「ジャッジ〜島の裁判官」大阪でクランクイン。7/1〜26奄美大島ロケ。7/30〜再び大阪で撮影
2007/6月下旬頃〜9月上旬「山おんな壁おんな」撮影(数話出番がなかったのは奄美ロケ中ですね)
2007/11/6〜12/6「春よこい」撮影
2007/11/17〜「休暇」撮影(5日間くらい)
2007/11/26〜12月上旬「東南角部屋二階の女」撮影
もろダブっていたりするじゃないか仕事が!このヒトは・・・。実はこの時期のにしじーの顔がかなり好きな白丸なのです(笑)。

話は戻って、
ココリコ田中@助さんが意外にうまい具合にチームのバランスとっている気がする。ノムはこんな感じでしょう。さおりちゃんは活発な出来る女の子に変身。
オリジナルでは牧とか町やんとかスパスパとタバコ吸いまくっていたけど、牧=タバコの印象だったのかな?平成牧は禁煙中であります(笑)。

第一話「ゼウスの銃爪」は、ハイテクを使った殺人事件を舞台にそれぞれのキャラのS.R.Iでの位置づけ、世界観を見せる作り方。牧はクールな科学者ときどき天然君(笑)。やっぱりにしじーは白衣姿が似合うなぁ。さすが理系君だなぁ。あ、にしじーの英語も少し聞けます。ちょっと睨みを効かす感じに喋っています(さらに長めにココリコ田中、もっと長台詞で岸部一徳の英語アリ。S.R.Iって優秀なんだぁ)。ここに出てくる某国のエージェントがいかにもそれっぽくって、バレバレで笑う。ジャンルがジャンルだけに、時々大げさなリアクションとるところも笑えるし、ま、そこがいいんですが。
そういえば、コピ・ルアクっておまじない唱えていたのって「かもめ食堂」でしたっけ?ラストの寺田農のズバリな台詞には大ウケ(爆)。残念ながら猫がS.R.Iで飼われているのはこのエピだけ。

セカンドファイルの中で一番好きなのは第二話「昭和幻燈小路」。故実相寺監督が本シリーズ構成を手がけ、さらに演出もしようとしていた作品だけに、縁あるスタッフ・キャストたちによってすごく思いを込められて作られています。思索する牧もちゃんと描写。う、なんと田中哲司がにしじー@牧のお父さんだった。お父さん探して小路を走り回るにしじーにモエますな。アレの存在が、ビジョンだけでなくミツコの想いにも共鳴して、亡き父への情念を牧も駆り立てられてしまった?・・・なんとも悲しい話だけど、昭和30年代の景色はどこかほっこりします。こんな幻想あってもいいかなと。
風呂上がりに旅館の手すりに着物姿で手拭いかける牧と、屋台でおでんつまみながら飲む助さんとノムがなんともいい感じですね。防護服を指摘されて狼狽える岸部一徳が可笑しすぎ。

第三話「人喰い樹」。ちょこちょこ共演している木村多江がお相手。牧ったら、木村多江に見とれているよ(ぷっ)。人と植物の融合という発想は面白いし、第二話の情念といい、いかにも怪奇大作戦的なものの、花粉症はイヤなもんだなぁ。トータス号から降り立ったにしじー@牧がいきなりクションとくしゃみするのがかわいいっス。っていうか、抵抗して足蹴りしたり、病衣でくらくらして意識失ったり、植物の根に冒されて恐怖の叫びを発したり、助さんに止められたりと、にしじー的に見所(?)満載です。

そんなこんなで怪奇な世界を笑いながら彷徨い中。
来月はいよいよ「ハーメルン」の撮影ですかね。

仏語と西島沼続行中

にしじー | 10:16 | comments(0) | trackbacks(0)
去年の大半は仏語と西島沼で脳みそ埋め尽くされた感のあった一年でした。
結局、毎日の仏語朝練はロクに出来んかった・・・。いや、やっぱ年の瀬は家のこととか、これでも忙しいんですワ。しかも、ちょっと仏語から離れていただけでもうカツヨー忘却の彼方だし・・・。どんだけ脳みそ溶けてんだ、っていうか、まったくもって身についていないのがバレバレ。
なので、仏語は今年も持ち越し。なんかまだ学習が面白いと思える段階なので、もうしばらくゆるゆると続けよう。それでも、いつか「紅の豚」の仏語吹替えがなんとなく(←こんなとこがいい加減すぎ)聴き取れるようになれたらいいな〜なんて、目標だけは高い。年末に、のだめのオペラ編を一気読みしていて、黒木君のプロポーズ(仏語)がわかるじゃんと、簡単なフレーズに子供みたいに喜んでいる(←単純)程度じゃ、ぜんぜんですけどね。
ちなみに今年はAudrey Fouché監督の「memories corner」も公開(海外で)。ヒデっちの美しい仏語の音色を妄想するだけで舞い上がってしまうアホな自分(笑/井口の仏語はあんまり気合い入っていなかったからねー。まぁ井口だから)。プロの通訳の役だから本気入れて発音練習しただろ、きっと!
井口といえば、この前ひさびさに気晴らしに観たら(こんなこともしているから余計忙しくなるのだ)、井口復活のカリスマ化あたりからやたら真っ黒になっていて笑った。「ジャッジ〜島の裁判官奮闘記」の撮影が大阪で始まったのが6月。7月は約一ヶ月の奄美ロケ突入だからさもありなんですねー。日焼け禁止令を無視してサーフィンやって、地元民に馴染んでいたお方ですから。ジャッジ現場の人たちに混じると気づかないけど、銀座(設定)に戻ってくると断然黒い!指まで黒い!笑います!青森編ではわかりにくいけど、カリスマ左官工姿で優子先輩のお店でカーっとビール飲む井口が。ぷぷぷ、井口ってやっぱり癒しだな自分には。

ジェネラルSP、やっと観れました。「ジャッジ」で共演した山本學さんが恩師役。
でも、でもよ。


・・・・・・・・・・。


いや・・、連ドラ終盤からもう迷走してましたけどね、ストーリー。

ま、思いがけず見れた速水せんせーの白衣姿だけで年明けから元気出ましたけど。


LOVE ASIA 花びらの舞う海へ

にしじー | 11:39 | comments(0) | trackbacks(0)
ドラマなのにドラマじゃない。まさにぶっつけ本番なドキュメンタリー調ロードムービー。
にしじーの表情、言葉、動き、どれもがその時その場での空気、人との係わりなどから生まれてきたものに思えるほど自然。実際半分はそうなのだろう。脚本も大筋なものしかなかったんだろうし、バハリさん役のヒム・ダムシッさん以外はほどんど現地の一般の人っぽい(バハリさんの食堂の従業員はコーディネーターの兄弟さん?)。言葉がほとんど通じない異国でのやり取りが生々しくて、警備員との意思疎通のもどかしさや、特に食堂のもめるシーンなど、場の、胸がざわつくような緊張感でこっちがドキドキしてしまう(それにしても、ルピア持ってないのにどうやってバス乗ったんだというところはまぁドラマということで)。
それが、福岡の実家に帰ってお父さんとのシーンになると、完全演技中のにしじーなんですよ。現地での何が起こるかわからない不安と興奮の中から生まれる即興的表情とは違う、完全に作られた設定の中で、役者さんと、役者さんとして演技している。コノ変化、見比べるとすっごい面白いです。

食堂シーン、本人実はお腹こわして大変だったらしいけど、いつも通り(笑)食べ物にがぶついているところがすごい。具合悪いから口に入れる量が無意識に少なくなっているとかそんなことは絶対ない。どんなときでもがっついているところがにしじーのにしじーたるところ。ちなみに、あのわけのわからなくてわけのわからない味って何?どじょうのから揚げ??ウダンバラードやグレアヤムは美味しそうだった(撮影の裏話は下にリンクしてある公式HPの助監督さんの撮影日記をどうぞ)。
後でドラマ上お腹が痛いシーンがあるんですけど、さすがに実際に経験したばっかり(苦笑)なだけあって、これまたお腹痛くてトイレがまんしている様子が生々しいんだ。にしじー@洋介の顔色を心配そうに覗き込むバハリさんの表情もうまいんですよね。いや、そこだけじゃなくって、バハリさんってすごいオーラなんです。さすが国民的俳優さんです。

バリ島で板谷さんが登場したところから、なんだか自分の過去に思いを馳せていました。自分も日本を飛び出したことがあるけれど、彼女みたいに強い意志がない半端人間だったな・・って。ちょっと自分を洋介に投影して由実を眩しく見ている感覚がありました。確かにイカットって魅せられるなぁ。

インドネシアには日本の引退した船がたくさん走っているというところで、洋介サイドのドラマの流れに途中からピンとくるものがありましたが、それでもその瞬間は感動。自分探しの旅でのアレはやられるでしょう。涙出るかと思いましたよ。船長に礼を言うにしじーの顔が最高です。それとバハリさんの想いのところもよかった。この海に感じる、人を海が繋げている。あぁ、このドラマのテーマなんですね。

個人的に、闘鶏シーンでのにしじーの表情が面白かった。あれ、素ですよきっと。闘鶏があって、負けた方はその場で殺されるということのみ事前情報としてあったそうですが、ぼーっとその様を見ているのが、いかにもにしじーっぽい気がするんです。ここで派手なリアクションなんかするとかえってウソっぽい。男って、こういうのは案外顔色変えずに見ていそうな気がするから。オダランの感想も、あれ、地ですよきっと(笑)。
あと、名取さんのところへ向かう車の中の洋介とバハリさんが好き。ガタガタの道で身体がバコバコ揺れているんだけど、お互い無言、無表情。でいて内心は深い想いが・・・みたいな。

しかし、洋介みたいな頼りない男がどうして似合うんだろう、にしじーは。


Love Asia〜花びらの舞う海へ〜/テレビ西日本

フラ語4

語学 | 09:08 | comments(0) | trackbacks(0)
このところ某方面が怒濤の勢いで押し寄せてくるので頭がフリーズしてしまった。ちっとも立ち止まらないヒトなのだよヒデの字は!ま、タブチも、男は動かなくなったらお終いってなこと言ってましたっけね。

機能停止状態の時って、全然別のことがやりたくなるもので、しばらくサボリ気味だったフランス語の基礎の仕上げを始めたらやたら集中しちゃって、うまい具合に落ち着いた(笑)。地に足がつかないときは活用を唱えるべし(笑)。

当初の計画では二冊目の「基礎徹底マスター! フランス語復習ドリル」を、NHKラジオ講座の9月分とほぼ同時に終えるはずだったんですけど、某沼が底なしで、ずるずるハマっているうちに二ヶ月も予定が狂ってしまった。
この復習ドリルはまとめ部分が重宝。あれ?これってどんなだったけ?と確認するのに便利です。簡潔だし。練習問題にある「耳をきたえよう」が、最初のうちはちょっと難しかったんですが、すぐに面白くなってきて、かなりツボに入ってやってました。少し低音が難聴気味な私にとって聴き取りにくかった男性の淡々と喋る声が、次第にツボに入っちゃったんですよ。ちょっとホラーっぽい文章を朗読するところなんて、本人普通に喋っているのに不気味で(笑)。幸せなシンプルライフを語るところも全然幸せそうに聞こえない(爆)。できれば練習問題のフレーズすべての音声がCDに収録されていたらもっと使えるテキストなんですけどね。

文法のお勉強はもうやめ。あとは会話と耳の鍛錬をひたすらですね。やると誓った仏語学習の最終月間ですし。一応自分の仏語の目的は、この先行くかどうかもわからないフランス(語圏)で、簡単な語彙でてきとーに(笑)喋れて通じて聴ければいい程度なんで。いやホント、その程度なんです。いつでも何でもいい加減な白丸です。

「ハートにビビッと〜」は、今でもほぼ毎日通勤の車の中で聴いてますが、手頃なフレーズ本がないかな?と探していたら、中古書店で見つけたNOVAのテキストがなかなかよさげ。今はすばる社から再販されています。入門書なんですが会話中心。CD一枚という適度な量(←これ重要。何枚もついていると萎えるんですよ)で、無理のない表現(←これも重要。こんな台詞言わんだろっていう不自然な例文はいただけないですもん)の実践会話とか旅行会話とか、普通に使えそう。これ、実はダイアログが、ゆっくりスピードとノーマルスピードの二種類収録されているんですよ。ゆっくりめはあまりに遅い(苦笑)ので編集して使おう。基礎部分と不要な動詞活用とかも省いたら30分ちょいに短縮できて、毎日の朝練(?)にちょうどいいじゃん。
ちなみに、テキスト巻末の「頻出20動詞の使い方」はいいですよー。同シリーズのイタリア語版にもあるのかと本屋で見たら、内容構成別モノだった・・・。

これで今月は沼での停滞をなくし(笑)、脳の活性化を図って、来年早々からの怒濤のにしじー波に備えます。

 

タブチ@にしじー

にしじー | 17:26 | comments(0) | trackbacks(0)
タブタ否、タブチを観ていた。先週からず〜と。寝食は忘れないが、仕事以外の時間はず〜とタブチしてた。

「ストロベリーナイト」で、半ば出番少なしと諦めていた菊田がやたらカッコ良く目立つように映してくれていたので、最近は「CUT」での極限的精悍系と、CMでのほのぼの系の短髪にしじー(←基本的に短髪好き)を行ったり来たりしてぼわわ〜としていたのですが、一気にバチバチッとカッコイイ系ビュジュアル方面に落ちた。

実は前々から、コレはぜーったい自分の好みに違いないと予感していたタブチ。私、繊細とか、中性的とかいう男性キャラは根本的にあんまりタイプじゃないんですよ。男っぽいけど母性本能くすぐるとか、そういうキャラが好き(私が飛猫舎さんだったら、蜂谷なんか蹴飛ばして即タブチにゴロニャンですよ)。
それが、タブチがモロそれだ。しかもあのビジュアルでオシャレ。全くファッションに関心がない私でもこれだけカッコイイと落ちますワ。
黙ってりゃカッコイイのに、大福がっついたり、腹踊りノリノリでやったり(こんなスレンダーな腹踊り見たことないぞ)、バコンバコン部下どつきまくったり、失恋して半ベソかいたり・・・。風邪っぴきさんの面倒看ながら自分はしっかりマスクしてたりしてツボすぎる。「松善さん」の言葉を濁すためにわざと咳ゴホゴホさせて、あんたかわいすぎでしょ。「オレの彼女」ことタブチの彼女が奥貫薫だったのがミョーに納得。こういうガキんちょ男の面倒をみられるのはこういうヒトなんだろうな。ふったけど。そういえば、時々にしじーと共演しているなと思っていたら、同じ事務所だったのですね。
しかし、最後まで笑えますタブチ。空港でタブチ&ハチヤ&ニコリンの男同士の群れ合い(笑)で、颯爽と去るハチヤに対してガニ股で走るタブチがかわいすぎるよ。双葉さん確保のタブチ走りも笑ったが。
それにしても、布団売り場のエースさん、タブチいつも寝起きに首痛そうにしているので合った枕プレゼントしてあげなよ。
これで、にしじー演じたキャラベスト、ジェネラル速水に迫る勢いでタブチが食い込んで来ました(笑)。

なんか最近つくづく思うんですけど、にしじーって、アクの強い共演者さんたちに囲まれても何か突出したモノを発している。しかも何か他の方とは異質なモノ。アクのある顔つきとか、アクのある演技とか、アクにはいろんなタイプがあるけれども、彼の、それこそ静かな棒立ちでもビリッとくるような独特のモノ。それって多分、ニコニコしながら共演者さんたちと接しているであろう素面の彼が、演技のスイッチ入った途端、自身の根っこにあるモノが滲み出てくるからじゃないかと思ったりします。素敵オーラとはまた違う、どこかザワッとしている。つまりそれってアクですよ。
本人は共演者さんたちに触発されて自分もアクの強い役がやりたいって言ってますけど、アンタの存在自体すごいアクがあるんですけど。ナデリ監督が言っていた「本性見せろ」の本性のうちのほんの微かな微粒子みたいなものが時折こぼれ出てしまっているのがコレなんじゃないかなぁ。

ああ、それにしても、脳内タブチになっていたら、なんと来年正月、

ジェ、ジェ、ジェ、ジェネラル速水再臨!!

本人のコメントまで載っているし。
西島沼に休みなし。熱出そう・・・(笑)。



藤子さん

にしじー | 11:28 | comments(0) | trackbacks(0)
昨日、ローソンCMの家族団欒車座バージョンを観ましたが香川京子さんかわいいですね〜。にしじーと藤子さん(香川さん)が親子の図ってすんごいモエます。「東南角部屋二階の女」を未見の方にはこのモエ具合をわかってもらえないのが惜しすぎる!!

野上という奴はホントに最後までイマイチ何考えているのかわからない奴で、前進しようとはしているんだけど、観る側としてはその行動に安心感が持てないというか、そんなことを感じるところで、にしじーの演技は成功しているんでしょうけど、だからこそ野上と藤子さんがほのぼの家族の図って、妄想してみたいけど絶対できない。映画ではその関係のもどかしさがツボなんですけどね。

「日本映画magazine vol.6」に、にしじーと香川さんのインタビューが掲載されていて、自分はすごく気に入った映画だと思ったものの、では一体何を表現しているのか捉えがたかったところにハッとヒントを与えてくれている記事でしたねー。ちなみにブログに感想を書いた後で読んだので、新たにハッとさせられたことがちょこちょこありました。

ここで香川さんは、藤子は野上のことを息子同然に思っているのではと語っているのがやはりモエ要素なんですが、野上的にはせいぜい叔母くらいの位置なんでしょうね(苦笑)。おばあちゃんでもあり得ないみたいな、自分にはそんな野上にしか見えない。
にしじーが、香川さん絶賛モードが全開すぎて(笑)、藤子さんがどういう女性か、野上から見ての考えがわからず終いだったのが残念ですが、台風の後のあの「庭」に言及していて、「おじいちゃんの場所」だった庭に初めて野上が入ったって。おじいちゃんの「領域」って、その感覚もハッてなって・・・。

DVD発売記念対談(にしじーと)で池田監督が、『「開かずの間」の窓が開いたときに、風通しが良くなって物事が動くっていう、何かそういう映画なんだって思うんです。そうやって枠が外れたときに、どんなことが起こるのか』そういうことを感じたり信じてほしい映画だというのを読んで(「日本映画magazine vol.9」)、おじいちゃんの「領域」に入った野上もその枠を越えたことで風通しが良くなったんだなぁと。あと、高橋昌也さんがここぞという芝居のときになると風が吹くというのも、監督が言う物事が動くという前兆のようで面白かった。風が吹くところをぜひチェックしなくっちゃですね。

それにしても、にしじー最新ネタが多いし、なぜかCSでもにしじー祭りをしている(笑)ので、一本の作品をひたすら見続け世界に浸るなんていう贅沢な時間が取れない。日本の俳優を好きになるとはこういうことか・・・。
ちょっと前にググっていたら、映画「memories corner」のポストプロダクション中のフランスで、日本語を話せる方の募集がかかっていたのを読んで、思わず「私日本語しゃべれます」と言いたくなりました(笑)。
ちなみに仏語学習、近頃はぼちぼちの歩みで、やっと半過去・条件法に取りかかります。未来形あたりから活用があやふやで、この記憶力のなさが悲しすぎる。 


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